図書館で借りてきた。古本は高値がついている。猪瀬直樹氏が道路公団相手に展開したロジックは、この本に書かれていることが源流になっているような感じ。公的資金が市場競争原理を破壊しており、国や地方の借金が際限なく膨らんでいっても何一つ有効な対策を講じることができない理由を追求している。特殊法人、公営法人、ファミリー企業という日本式家族型経営スキームの中で生きていくのがイヤになるほどの強烈なインパクトを与えてくれる。
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- 感想投稿日 : 2008年4月12日
- 本棚登録日 : 2008年4月12日
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