戒厳令の夜 (下) (新潮文庫)

  • 新潮社 (1980年1月1日発売)
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感想 : 7
5

場末のバーに飾られた一枚の絵画から、ナチス、ファシズム、炭鉱、昭和の疑獄といった、どれか一つでも物語が生まれそうなキーワードがどんどんあふれ出てきて、その疾走感が心地よかった。
学生の頃に初めて読んだときに比べると、詰め込みすぎのせいなのか、一つ一つに物足りなさも感じたが、それでも十分楽しめた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2012年7月5日
読了日 : 2012年6月8日
本棚登録日 : 2012年6月3日

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