場末のバーに飾られた一枚の絵画から、ナチス、ファシズム、炭鉱、昭和の疑獄といった、どれか一つでも物語が生まれそうなキーワードがどんどんあふれ出てきて、その疾走感が心地よかった。
学生の頃に初めて読んだときに比べると、詰め込みすぎのせいなのか、一つ一つに物足りなさも感じたが、それでも十分楽しめた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2012年7月5日
- 読了日 : 2012年6月8日
- 本棚登録日 : 2012年6月3日
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