インターネットが崩壊し、仮想空間が現実空間に取って代わろうとする近未来の世界を舞台に、遺伝子組み換え食物の持つ可能性とリスク、環境に配慮することの大切さとリスクが描かれている。技術の持つ可能性は人を幸せにすることもあれば、その副作用により、人を破壊することもある。そんな当り前のことを考えさせられ、それでいてそのスピード感覚が面白すぎるSF小説だった。若干ついていけない部分もあったけど、そんなことを差し引いても面白いと断言できる小説だった。ハリウッドで映画化されるんじゃないかな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2013年5月12日
- 読了日 : 2013年5月4日
- 本棚登録日 : 2013年4月15日
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