ヤバい内容だと思うが、現代の少し未来を書いている場面を読むと、救われた思いがした。
今、この社会はなんとなく生きづらい、と思っているのかもしれない。
信じられるものを信じ、裏切られても起き上がり、理念に生きている人は、現実にもいるのではないか。安全なところから見ている自分が、この小説を読むことは、彼らの助けになるのか、妨げになるのか、全く想像できない。
知性が、普通の幸福を遠ざけることもあると思う。そんな人も受け入れられるように、とにかく、多様な喜びが自然に存在する世の中になってほしい。
愛。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2020年6月21日
- 読了日 : 2020年6月21日
- 本棚登録日 : 2020年6月21日
みんなの感想をみる