トランプ政権誕生前夜の共和党の候補者達について詳しく書かれているため、逆になぜトランプのような人が大統領になったのか、ということが浮かび上がってくる。
また、町山さんの得意分野と言ってもよい、アメリカに依然として横たわるキリスト教福音派による運動や、大企業による政治活動についてなど、最近のアメリカの世論の動きも良くわかる。
よその国の話だからあきれて笑える。けど、笑えねえ!
読んでいて自分の国はどうなんだろう、と改めて考えることになる一冊。
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- 感想投稿日 : 2017年7月10日
- 読了日 : 2017年7月4日
- 本棚登録日 : 2017年7月4日
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