東京はラーメン激戦区の中野が舞台。ラーメン屋の娘である主人公は自分の通う大学で経営コンサルと知り合い、父親が自営するラーメン屋の再建に家族ともども立ち向かう。著者はラーメン業界専門のコンサルであることから、ディティールが際立っていて行間から東京ラーメンのほのかな香りすら漂ってきた。小説のデキとしては、ハウツー的なものなので問わないとしても、「なんとかの二番煎じ」とは言われないレベルは十分に超えていた。ラーメンって本当にいいもんですね。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
経営
- 感想投稿日 : 2012年9月16日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2012年9月16日
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