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新装版 お腹召しませ (中公文庫)
- 浅田次郎
- 中央公論新社 / 2020年8月25日発売
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婿の不祥事の責任をとって切腹を迫られる武士
神隠しにあった同僚の本当の理由は
思いがけず殿様となった男がわけもわからず振り回されて・・・
等々 幕末の江戸を舞台に
哀しくもおかしい武士たちの物語を描いた短編集。
ユーモアと愛情たっぷり
侍だって人間だもの(笑)
2022年12月26日
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おもかげ (講談社文庫)
- 浅田次郎
- 講談社 / 2020年11月13日発売
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65歳の定年のお別れ会の直後 地下鉄内で倒れ
意識を失った主人公
眠り続ける中、心は身体を離れ
様々な人と共に過去へと戻ってゆく。
地下鉄から始まり 地下鉄へと戻り。
ラストは「あぁやっぱりな」だったけど
やはりじーんときた。
2022年12月6日
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天国までの百マイル (講談社文庫)
- 浅田次郎
- 講談社 / 2015年8月12日発売
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バブル崩壊で仕事も家族も失った40歳の主人公。
愛する母親の命を救うため
神の手を持つ医師の元へ100マイルを走りぬく
まわりの人間の暖かさと、主人公のひたすらの思いに
まんまと泣きました(笑)
マリが尊すぎる・・・
2022年1月26日
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わが心のジェニファー (小学館文庫 あ 18-4)
- 浅田次郎
- 小学館 / 2018年10月5日発売
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プロポーズ承諾の条件に
「日本にひとり旅に行く」と言い渡されたアメリカ人の青年ラリー
日本の技術に度肝を抜かれ
京都の美しさに感動し・・・
日本各地を旅しながら人と出会い
最後にたどりついた釧路で待っていたものは。。
アメリカ人から見た日本ってこんな感じなのかなと
面白く読んだけれど
ラストはちょっと強引かなぁ
こんな都合よく偶然ってある?? な感想
2020年6月9日
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獅子吼 (文春文庫 あ 39-19)
- 浅田次郎
- 文藝春秋 / 2018年12月4日発売
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短編6本
人間の業を描いた掌編
個人的にはどれもちょっと物足りないが
短編に収めるには仕方ないのか
2019年9月5日
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真夜中の喝采: 長編悪漢小説 (光文社文庫 あ 29-3 きんぴか 3)
- 浅田次郎
- 光文社 / 1999年9月20日発売
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きんぴかシリーズ完結編
表題作の「真夜中の喝采」も良かったけど
今回もいちばん好きなのは軍曹の帰省の話。
純粋な男って大変だね(笑)
そしてラスト、それぞれの道。
うーん、寂しい。。
またいつか3人のハチャメチャな活躍が読みたい!!
2018年6月19日
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血まみれのマリア: 長編悪漢小説 (光文社文庫 あ 29-2 きんぴか 2)
- 浅田次郎
- 光文社 / 1999年8月20日発売
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きんぴかシリーズ第2段
伝説のヒットマン「ピスケン」
ひとりでクーデターを起こした「軍曹」
元政治家秘書の「ヒデさん」
ピスケンが恋をした相手は、なんと
プリズンホテルにも出てきた「血まみれマリア」
軍曹の恋の顛末が個人的にはいちばん好き
ってか、マリアと軍曹がくっついたら面白いのに。
もう無敵だね(笑)
ピスケンじゃ役不足かも~~
2018年6月12日
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三人の悪党: 長編悪漢小説 (光文社文庫 あ 29-1 きんぴか 1)
- 浅田次郎
- 光文社 / 1999年7月1日発売
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13年の刑期を終え出所した「元・伝説のヒットマン」ピスケン
湾岸派遣に反対し、ひとりでクーデターを起こし、自決に失敗した「元自衛官」の軍曹
大物国会議員のために収賄の罪を被った「元政治家秘書」のヒデさん
名物老刑事によって集められた、3人。
共通点は「自分なりの筋を通したあげくの不遇」
度胸、力、頭脳の3人が組んだ、捧腹絶倒の復讐劇
個人的にはラストのハッカーの話が一番好き
とにかく軽いテンポでサクサク読めます
2018年5月23日
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プリズンホテル 4 春 (集英社文庫)
- 浅田次郎
- 集英社 / 2001年11月20日発売
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プリズンホテル、ラスト!
偏屈な作家とその家族、編集者たち
50年余ものオツトメを果たした老侠客と破産寸前の町工場の経営者
大部屋女優とその娘、そして恩師
今回もプリズンホテルは大騒動
笑って泣いて(号泣して)大団円。
あーー。私も泊まりに行きたい・・・
2018年5月6日
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プリズンホテル 3 冬 (集英社文庫)
- 浅田次郎
- 集英社 / 2001年9月20日発売
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その筋御用達のホテル
通称「プリズンホテル」
夏・秋に比べ、ドタバタ感は減り、人情モノよりになっている。
そのぶんインパクトは減ったけれど、シリーズものとしては仕方ないのかも
作家は相変わらずのDV野郎で、1ミリも共感抱けないけど
状況は前に進んでるかも。
支配人の元暴走族の息子が、今回はいい味だしてます
2018年4月28日
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プリズンホテル 2 秋 (集英社文庫)
- 浅田次郎
- 集英社 / 2001年7月19日発売
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極道が経営し、「その筋御用達」の、通称プリズンホテル
1泊2日の慰安旅行に来たのは
なんと警察署ご一行さま(笑)
当然巻き起こるハチャメチャドタバタ。
ワケありの泊り客たちも巻き込んでの人情ストーリー。
支配人がずいぶんキモが座ったいいオトコになったなぁ
2018年4月10日
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プリズンホテル 1 夏 (集英社文庫)
- 浅田次郎
- 集英社 / 2001年6月20日発売
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ヤクザの大親分がオーナーのリゾードホテルのオーナーになった!
「奥湯元あじさいホテル」またの名を「プリズンホテル」
任侠団体専用という設定もさることながら
熱血で不器用なホテルマン、天才フレンチシェフに
人情暑い板長
紛れ込んだワケありの一般客たちも巻き込んで
抱腹絶倒のスペシャル・ツアー!
親分の甥っこである作家がゲスすぎて泣ける(;^ω^)
続きが楽しみです
2018年3月28日
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黒書院の六兵衛 下 (文春文庫 あ 39-17)
- 浅田次郎
- 文藝春秋 / 2017年1月6日発売
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江戸城の奥深くに居座ったままの六兵衛
ついに天朝さまがおこしになり・・
結局、六兵衛は誰で何がしたかったのか。
「武士の良心」みたいなまとめ方で
キツネにつままれたような結末(笑)
2018年3月11日
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黒書院の六兵衛 上 (文春文庫 あ 39-16)
- 浅田次郎
- 文藝春秋 / 2017年1月6日発売
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江戸城引き渡しが迫る中
ひとりだけ、テコでも動かぬ侍ひとり
悶着が起きたら、江戸が戦になってしまう。
この侍「六兵衛」の正体は?そしてその行動の真意は?
不気味なまでの意固地な六兵衛と
何とか動かしたい官軍側のアタフタぶりがおかしい(笑)
下巻が楽しみ
2018年3月7日
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一路(下) (中公文庫 あ 59-5)
- 浅田次郎
- 中央公論新社 / 2015年4月23日発売
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悪天候との戦い
加賀100万石の御姫様の恋
そしてお家乗っ取りのたくらみ・・・
数々の困難が一行を襲う
お殿さまと一路の行く先は??
トイレのための雪山韋駄天には大笑い(笑)
行く先々で心強い味方が現れるのは
あまりにご都合主義だけど、そこがまたいいんだろなぁ
面白かった!
2017年1月20日
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一路(上) (中公文庫 あ 59-4)
- 浅田次郎
- 中央公論新社 / 2015年4月23日発売
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父親の不慮の死により、江戸から国元へ呼び戻された主人公。
参勤交代の道中御供頭を拝命する。
なにひとつ知識がないまま、頼れるのは200年以上も前に先祖によって書かれた「行軍禄」のみ!
時代物ながら、軽妙な文体ですいすい読める
お殿様が何とも人間くさくて素敵
きな臭い陰謀もはかりごともあり
一行は無事に江戸へたどり着けるのか?!
2017年1月17日