下巻を一気に読了。
いや、この作品、いいですよ。上巻の感想にも書いたように「今さら」な大時代的なプロットとトリックではあるのですが、あえて「それを読みたい」私のような読者もいるはず。そんな好事家にはある意味たまらない一冊です。どんな読者向けかというと、著者自身が参考文献としてカーの作品と初期の二階堂黎人氏の作品を挙げていますので、その通りです。直球な一冊。
著者の作品は現在は全て絶版となっていることが惜しまれます。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2017年12月26日
- 読了日 : 2017年12月26日
- 本棚登録日 : 2017年12月26日
みんなの感想をみる