内部告発をして全焼する会社と、それを勢いとしてよりよい会社となるところがある。
誠実に、そして責任転嫁せず、そして正確な情報開示と、将来に渡る方針を提示することが肝心であるとします。
時事ネタだが、今大津いじめ問題で、滋賀のある中学校、教育委員会、警察署、そして病院まで巻き込んだ壮大な不正が露見されてしまった。
加害者側の圧力により、他殺はなかった、自殺扱いとして何事もなかったかのように各組織に圧力をかけ、半年間は事なきを得た。
警察署も圧力に屈し、被害届を3度拒否している。加害者側の親が務める遠方の病院は、他殺ではなく自殺であると見解を出している。
教育委員会は、自殺は存在しないと発言し、その後非常に多くの矛盾した虚偽の発言が明るみとなった。
加害者側は、唯一、マスコミに対して圧力をかけていなかった。これが大きな命取りとなった。そのせいで、圧力に屈した各権力組織の長及び、窓口となった担当マネージャー格の人々は、お天道様の元、正当な裁きにかけられることになるだろう。当然、警察署も含めた大スキャンダルに発展する。
そう、本書で挙げられた、「潰れる会社」のような対応を撮り続けてしまったがゆえに。
彼らがその最低な事象を回避できるのか、レビュー作成時点ではまだ不明であるが、続報をしっかり監視したい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年7月8日
- 読了日 : 2012年7月8日
- 本棚登録日 : 2012年7月8日
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