極北クレイマー

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本棚登録 : 2771
レビュー : 408
著者 :
はしっこさん    読み終わった 

≪内容覚書≫
赤字の極北病院。
主人公は、非常勤外科医の今中。
厄介事を押し付けてくる病院長。
病院長と不仲の事務長。
不真面目な研修医。(実は市長の息子)
医療事故で訴えられてしまう、人望ある産婦人科部長。
従順ではない看護師たち。

そして、美人だが、「でかい」皮膚科医師としてやってきた姫宮。

財政難に苦しむ病院に未来はあるのか。

≪感想≫
…メモし忘れていて、実は再読。
バチスタシリーズのスピンオフ…?
間を空けて読んでいるせいで、
登場人物が混乱する。
一度、まとめて読み直した方が楽しめるかも。

ストーリーとしては、
問題が何一つ解決しない序章のような結末なので、
スッキリはしない。
別作品につなげて、解決していくのか、
それとも現状を訴える作品として終わるのか。
今後の作品もチェックしていきたい。


しかし、病院経営の知識がないので、
なぜ財政難になるのかが正直なところわからない。
ちょっとした問診だけでも、結構な費用を取られるのに、
病院が赤字になる理由が不明。
もうちょっと知るべきか。
世の中のことを知らない自分に気づかせてもらえた。

また、医療事故に関しては、
マスコミの報道の仕方も悪いが、
こちらの意識も悪いと思う。
そもそも、100%安全な手術なんてあるわけがない。
機械の不具合や人為的ミスも起こりうる可能性もあって当然。
そういったことを、すべて飲み込んだうえで、
手術の同意書に署名するべきなのでは。

普通に考えて、体を切ったら死ぬのが生物。
いかに医療が進歩しようと、そこを忘れちゃいかんと、
個人的には思う。

とはいえ、実際に医療ミスで身内が死んだら、
同じことを言えるかどうかはわからない。
人間の感情ってのは、扱いが難しい。

レビュー投稿日
2012年7月1日
読了日
2012年5月26日
本棚登録日
2012年5月26日
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