「老親(ろうしん)」とは、うまいこというなーと感心。
こういったテーマの本では概念論と道徳論に終始しがちがなところを各相手(父母義父母など)を設定して、アメリカの老人学E・キューブラー・ロスの唱えている喪失の5段階「否定・怒り・取引・抑うつ・受容」にあわせて、ロールプレイング例をもとに対応を解説してあって分かりやすい。
なるほど、と納得する説明も多いし、とても勉強になる。
個人的な感想としては、コミュニケーションは双方の努力の上に
なりたつものなので、100%こっちが譲歩するのは大変だよね・・と思ったりしますが、しょうがないですね。
この本の「受け止める側版」が切実に欲しいです。
読書状況:読み終わった
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その他知識
- 感想投稿日 : 2011年5月6日
- 読了日 : 2011年5月6日
- 本棚登録日 : 2011年5月6日
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