老親といい関係をつくる会話術―ケース別「父・母・舅・姑」とのコミュニケーション

著者 :
  • 山海堂 (2007年8月1日発売)
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本棚登録 : 16
感想 : 5
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「老親(ろうしん)」とは、うまいこというなーと感心。
こういったテーマの本では概念論と道徳論に終始しがちがなところを各相手(父母義父母など)を設定して、アメリカの老人学E・キューブラー・ロスの唱えている喪失の5段階「否定・怒り・取引・抑うつ・受容」にあわせて、ロールプレイング例をもとに対応を解説してあって分かりやすい。
なるほど、と納得する説明も多いし、とても勉強になる。

個人的な感想としては、コミュニケーションは双方の努力の上に
なりたつものなので、100%こっちが譲歩するのは大変だよね・・と思ったりしますが、しょうがないですね。
この本の「受け止める側版」が切実に欲しいです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他知識
感想投稿日 : 2011年5月6日
読了日 : 2011年5月6日
本棚登録日 : 2011年5月6日

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