ハルマへラ・メモリー

  • 中央公論社 (1997年1月1日発売)
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本棚登録 : 16
感想 : 3
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 今となっては、忘れられている作品かもしれません。映画「野火」を見て、フィリピン戦線から、生きて帰ってきた男がもう一人いたことを思い出して探しました。昭和のスクリーンで、ニヒルな二枚目を演じ続けた俳優池部良さんです。彼の、どこか、少し怖いまなざしの理由が、ここにあったということを気付かせてくれる従軍記です。
 戦後50年を経て、書き綴られた戦争の日常は今でも、その「バカバカしくも哀しい悲惨」を伝え続けていると思いました。詳しくはブログで。
https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/201910130000/

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文学・日本・小説
感想投稿日 : 2019年10月13日
読了日 : 2019年10月13日
本棚登録日 : 2019年10月6日

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