今となっては、忘れられている作品かもしれません。映画「野火」を見て、フィリピン戦線から、生きて帰ってきた男がもう一人いたことを思い出して探しました。昭和のスクリーンで、ニヒルな二枚目を演じ続けた俳優池部良さんです。彼の、どこか、少し怖いまなざしの理由が、ここにあったということを気付かせてくれる従軍記です。
戦後50年を経て、書き綴られた戦争の日常は今でも、その「バカバカしくも哀しい悲惨」を伝え続けていると思いました。詳しくはブログで。
https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/201910130000/
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カテゴリ:
文学・日本・小説
- 感想投稿日 : 2019年10月13日
- 読了日 : 2019年10月13日
- 本棚登録日 : 2019年10月6日
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