谷崎潤一郎犯罪小説集 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2007年12月14日発売)
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本棚登録 : 1684
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艶かしい女性描写を期待して読んだせいか、描写の穏やかさに肩透かしを食らった感じでしたが、最後に収録されている「白昼鬼語」の登場人物が誇大妄想により繰り広げる、事件への推察は、狂気を感じられて秀逸でした。

「白昼鬼語」のためだけにでも読む価値はあったかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 作家:タ行
感想投稿日 : 2010年12月25日
読了日 : 2010年12月25日
本棚登録日 : 2010年12月23日

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