青春爆走している女の子の手記。
女の子ってすげえなあ…と思わされました。「下劣」な地元の「オジサン」どもへの軽蔑やぴーぴー騒ぐ同級の女子たちへの冷たい視線や高邁な宗教者としてしか生徒に接することのできないマ・スールたちへの憎悪と、そんなネガティヴな感情を抱く自分への失望を両方抱えられる、少女という年代。
読んでいるうちに、虚構と現実がないまぜになった不思議な浮遊感を感じました。地元なので。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
国内
- 感想投稿日 : 2012年1月30日
- 読了日 : 2012年1月30日
- 本棚登録日 : 2012年1月30日
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