永遠の森―博物館惑星

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本棚登録 : 171
レビュー : 31
著者 :
深夜さん 国内   読み終わった 

 凄かった。よくもここまで創りこめたものだ。
 まず、世界観の作りこみがさすが物語の描き手という感じ。地球の衛星軌道上に浮かぶ巨大な博物館。全体像はSFでファンタジーだけど些細なリアルを丁寧に積み重ねているからディティールがすごく魅力的で、本当に存在するんじゃないかと思えてくる。登場人物たちも、どういう人なのか、何を考えてこの場所でそういう生き方をしているのか、どう変わってゆくのか、きちんと描かれている。キャラクター1人1人が自分の人生を生きているのが鮮やかにわかる。
 美術とSFという全く別のフィールドのものをしっかり縒り合せて描いてある。それにミステリの要素もあるし、人間の感情の機微もプラスのベクトルとマイナスのベクトルが過不足なく表現してあると思う。
 図書館から借りた資料なので、文庫を手元において読み返したい。

レビュー投稿日
2011年12月6日
読了日
2011年12月5日
本棚登録日
2011年12月5日
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