吐きそう。ものすごく胸が詰まる。どうしようもなくぐるぐるとめぐっているような感じ。
太平洋戦争時の日系アメリカ人を扱った話。明らかにその人たちは太平洋戦争中の被害者としては少数派で目立たないのだけど、そのような存在だからこその苦しみもあると思う。
自分とは何かという今にもつながる問いがこの話にはあるきがする。
時々希望が見えるような、光が少し差し込むようなシーンが所々にある。後半になるにつれそれは増えていく。それが唯一の救いだ。
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- 感想投稿日 : 2019年6月13日
- 読了日 : 2019年6月14日
- 本棚登録日 : 2019年6月2日
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