新選組の絶頂期から傾きかけるところまでが書かれている。金と地位を手に入れ、変わっていく仲間達。
特に近藤勇の変化は目も当てられないくらい酷いもので、読んでいて不快感を覚える。
土方歳三にとって、変わらないでいてくれる沖田総司は、心の安らぐ場所だったのかも知れない。
歴史小説は結末を知ってしまっているドラマだ。
この先、変えようのない事実が待っていると思うと下巻を読むのが少し辛い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史小説
- 感想投稿日 : 2018年3月20日
- 読了日 : 2018年3月17日
- 本棚登録日 : 2017年7月29日
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