漱石には小品とよばれる一群の短篇がある。小品とはいうがその存在は大きく、戦後の漱石論は『夢十夜』の読み直しから始まったとさえ言われる。ここには荒涼たる孤独に生きた漱石の最暗部が濃密に形象化されている。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
近代・古典文学
- 感想投稿日 : 2011年5月13日
- 読了日 : 2010年7月9日
- 本棚登録日 : 2010年7月9日
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