車輪の下 (岩波文庫)

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レビュー : 93
スケルトンさん 海外文学   読み終わった 

誇りと喜びにあふれて首都の神学校に入学したハンスがそこで見出したものは、詰めこみ主義の教育と規則ずくめの寄宿舎生活であり、多感で反抗的な友人の放校であった。疲れ果てて父の家に戻った彼は機械工として再び人生を始めようとするが……。
重い「車輪の下」にあえなく傷つく少年の魂を描くヘッセの永遠の青春小説。

初めて読んだのは中1の時です。旺文社文庫のものを読みました。
『少年の日の思い出』の授業中、担当教師が薦めてて、なんなとく読みました。
意味がわからなくて挫折しました。
再読してようやく意味が分かったつもりです。

周りの人々から期待されていたけど、期待に押し潰されてしまったハンス。
タイトルの「車輪」というのは、彼の生きる「社会」なのだと再読して気付きました。
優秀だったという過去の事実が、機械工として生きる道を妨げ、やがて死んでしまう……。
死に方に「え!?」って思いました。どうしてそこに行っちゃったのって。
ハンスに救いの手を差し伸べる人が居なかったというのが、何だかやるせないです。

レビュー投稿日
2011年3月31日
読了日
2008年10月20日
本棚登録日
2008年4月1日
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