ブラフマンの埋葬

著者 :
  • 講談社 (2004年4月13日発売)
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本棚登録 : 990
感想 : 212
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〈創作者の家〉で住み込み管理人として働く「僕」とブラフマンの話。

ブラフマンとは何だったのか。なんとなくビーバーのような生き物を想像しながら読んだ。
「僕」と彫刻師、「僕」と雑貨屋の娘、「僕」とブラフマンの生活。
おなじみの何人かとふれあいながら季節は進み、ブラフマンは唐突に死ぬ。かわいそうと思う間もなく、車に轢かれ、埋葬される。

行間で読ませる小説は苦手だな。彼の死を持って淡々と物語が終わるのは忍びなかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小川洋子
感想投稿日 : 2014年5月4日
読了日 : 2014年5月3日
本棚登録日 : 2014年5月3日

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