〈創作者の家〉で住み込み管理人として働く「僕」とブラフマンの話。
ブラフマンとは何だったのか。なんとなくビーバーのような生き物を想像しながら読んだ。
「僕」と彫刻師、「僕」と雑貨屋の娘、「僕」とブラフマンの生活。
おなじみの何人かとふれあいながら季節は進み、ブラフマンは唐突に死ぬ。かわいそうと思う間もなく、車に轢かれ、埋葬される。
行間で読ませる小説は苦手だな。彼の死を持って淡々と物語が終わるのは忍びなかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小川洋子
- 感想投稿日 : 2014年5月4日
- 読了日 : 2014年5月3日
- 本棚登録日 : 2014年5月3日
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