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吸血の歓びを体に刻んだ女。魔縄で女を犬にかえる男。石棒に犯され孕む女。淫らな血の匂いが、男と女を官能の地獄絵図へと誘い込んでゆく。演劇界の異才、岸田理生が倒錯と恐怖の中で暴かれてゆく人間の本性を描いた、蠱毒したたる作品集。
魔縄記・姫香が匂う・吸血伝説・湯の谷の鬼・水妖記・鬼子血飲児数え唄・一年後の殺人・ガジュマル揺れて・淫戯の刻
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カテゴリ:
ホラー
- 感想投稿日 : 2009年2月28日
- 本棚登録日 : 2009年2月28日
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