ハーメルンの笛吹きと完全犯罪 昔ばなし×ミステリー【世界篇】 (河出文庫)

  • 河出書房新社 (2021年1月7日発売)
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感想 : 18
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白雪姫、ハーメルンの笛吹き、みにくいアヒルの子……誰もが知っている世界の童話や伝説から生まれた傑作ミステリーアンソロジー。昔ばなしが呼び覚ます残酷な罠! 8篇を収録。

【目次(全8篇)】
「空色の魔女」 仁木悦子
「笛吹けば人が死ぬ」 角田喜久雄
「メルヘン街道」 石川喬司
「絵のない絵本」 鮎川哲也
「青ひげよ、我に帰れ」赤川次郎
「遠い美しい声」 小泉喜美子
「みにくいアヒル」 結城昌治
「赤い靴」 加田伶太郎


久しぶりに赤川次郎を読んだ。懐かしい感じとおじ様を振り回す女子大生というのが好きだなぁと思った。なんかそういうのが多い気がしてる。
仁木悦子の「空色の魔女」も良かったけど、さゆりちゃんがかわいそすぎる。おじさん夫婦のところで幸せになって欲しい。
鮎川哲也の「絵のない絵本」、お月様が見ていた一部始終がすごかった。女をフライにするの斬新じゃない?!しかも、それをキャベツと一緒に食べちゃうなんてすごくない???
結城昌治の「みにくいアヒル」はなんかかわいそうだった。最後はもうプライドだったんだろうなぁ。本当にかわいそう。


ちょっとオチとかがよく分からないのやあまり趣味ではない話もあったのか、少し読むのに苦労した。なんとなく、日本昔ばなしミステリーの方が面白かったな。


2023.3.11 読了

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年3月11日
読了日 : 2023年3月11日
本棚登録日 : 2022年12月25日

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