時計館の殺人 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (1995年6月7日発売)
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本棚登録 : 4734
感想 : 428
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館シリーズ5作目。
登場人物皆殺しの勢いでばったばったと人が死にます。江南君頑張ったね…!と言いたくなる一冊。島田さんが助けに来てくれたシーンは何度読んでもじーんと来てしまう。所々江南君が十角館を思い出すのが切ない。瓜生君がエラリィとキャラ被りすぎてるのがいけないんだ…。
時計館は舞台設定が幻想的でいいですね。ラストのシーンも美しい。シリーズいち大掛かりなからくりではないでしょうか。この話を読むとどうして谷山浩子さんの「王国」をイメージしてしまう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ
感想投稿日 : 2012年7月24日
読了日 : 2012年7月24日
本棚登録日 : 2012年7月24日

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