(ひとは孤独を糧にして生きてるんですよね、
愛はよくわからんけど、恋は人を孤独にする、たぶんそう)
この小説に漂う雰囲気をして、
あきらめ、とか虚無、とか言うけど、まあそれももっともだ、
一秒、一時間、一日、一年、
生きるってことはただ時間を消費するだけなのに、すべては変ってゆくのに、
永遠や、挽回や、(満たされる)幸福、なんてものを信じる方がよっぽどあほらしいよな、と思った。
「ええ、わかってるわ。」と、ジョゼが言った。
サガンなんか読んでる場合なのか、夏。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年8月1日
- 読了日 : 2012年7月30日
- 本棚登録日 : 2012年7月30日
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