わが屍は野に捨てて、けだものに施すべし
武家に生まれ、一旦は僧侶としての学問を収めながら、
還俗し、武士として戦いに明け暮れ妻帯し子すらもうける。
また、すべてを捨てて、仏門に帰依し、一切衆生の救済に人世を捧げた僧一遍。
生とは何か、死とはなにか? 救済とはなにか?と考えていくと、現在の宗教として確立された時宗を学ぶよりも、一遍上人そのものを学ぶことがその心に近づけるのではないかと、無学な私は考えた。
その一遍上人の姿を描いた歴史小説。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年7月20日
- 読了日 : 2017年7月20日
- 本棚登録日 : 2017年7月20日
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