ダメ情報の見分けかた メディアと幸福につきあうために (生活人新書)

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snow222さん 新書・読み物   読みたい 

立ち読み:2010/12/16
[図書館]
読了:2011/6/24

p.66 「流言の語り手は、その情報をまだ持っていない人に比べて「自分はリテラシーが高い」と認識し、「まだ真実を知らされていない大衆を啓蒙しなくてはならない」という選民意識さえ抱いているケースが多くある。」

p.68 「流言のチェックをする際に注意しなくてはならないのは、

・有名性
・親密性
・複数性
・権威性

の4つ。」

p.91 「リテラシーの普及が進まないのは「リテラシーの重要性が分からない愚か者が多い」からではなく、みんなが賢いから、合理的理由(損得勘定)に基づいてその習得の努力を払わない。そのインセンティブがない、損だからだ。」

p.103 「「いつでもどこでも正しい」言説は無内容。

例:国民目線での問題解決を目指してほしいですね」

p.112 「定義が不明確な用語から出発した議論は容易に検証不可能な命題になる。

例:構造改革してもうまくいかなかったら、「改革が足りない」と言えばよい。」

p.118 「凶悪犯罪は総数でも人口比でも減っている。というデータを示すと「昔の凶悪犯罪は生活苦ゆえの仕方のない事件だが今は違う」という反論がよく返ってくるが、これすらデータを見れば間違いであることが分かる。昔の凶悪犯罪も、身勝手な理由から起きている。」

p.182 「2位ではだめか」関連の報道には本当にイライラしたので、

「「科学軽視の政権」対「反発する科学者」の対立の構図に落とし込んでしまうと、本来必要だった「予算の使われ方を市民に公開する」という事業仕分けの意義まで失われ、「専門家が必要だと言えば必要なのだ」という話にもなりかねない。」

とバッサリ斬ってくれたのは爽快。

レビュー投稿日
2010年12月16日
本棚登録日
2010年12月16日
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