鈴木さんの絵だからって無闇に買うのはやめよう。特に神永作品は自分は苦手な部類だからやめようと誓っていたのに…「50点以上の美麗イラストがカラーで楽しめる豪華版!!」なんて出されたら買うしか無いじゃないですか……orz
通常の文庫版も同時に出ているので、いつもなら「今まで文庫で買ってたから判型的にはこっちで揃えたいけどぐぬぬ」と思っている所ではありますが、一応八雲は途中で挫折したシリーズなので、もうこれは単品扱いとしてもちろん豪華版購入。新聞掲載時の挿絵そのままにということで、挿絵がかなり多いし、しかもカラー!例え読み辛い文章でも、数ページごとの挿絵に救われて大分気にならずに読み終えられて良かった。
舞台版の原作という位置付けなんですね。見返しのイラストまでカラーで、本当にこれは鈴木さんファンには堪らない。ちょうど同時期にやっていた鈴木さんの個展では、この見返しイラストの原画とか、挿絵はスライドショーで見れたりしたんですが、見返しイラストが木の板に描かれていて面白かった。
挿絵がいつもより多いので、それぞれのキャラクターのイメージが付きやすくて良い。石井のヘタレっぷりがどうも中途半端でいけ好かなかったんですが、こんな生真面目ヘタレメガネ且つ結構な過去を持っていたという事に(今回は石井回と言っても過言ではない)、かなり好感度が上がる。相変わらず後藤の傍若無人っぷりとか八雲の揚げ足取りとか晴香の甘い所とかが鼻につくにはつくものの(すみません)、挿絵効果って素晴らしいなあ。内容としては大きな破綻も無く、とにかく石井のバックグラウンドが補完されたという部分でプラスの印象。
とりあえずさっさと鈴木さんのまともな画集を日本の出版社から出して下さい…挿絵作品だけまとめてもかなりのボリュームになるはず…お願いします…。
- 感想投稿日 : 2013年9月23日
- 読了日 : 2013年9月22日
- 本棚登録日 : 2013年8月26日
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