裏切りは僕の名前を知っている 第11巻 (あすかコミックスDX)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年10月25日発売)


案外早めに出た新刊。
またしても消息を絶った愁生。夕月は前世の記憶が戻りつつあるのか。本家当主の不穏な動き。東京では黒刀が一連の死亡事件の潜入捜査を行う。天白の体は日々蝕まれ…。ってこれで内容ほぼ説明済みな気も。
どうしてもこのシリーズ読むにあたっては、某コバルト文庫系シリーズを重ね合わせてしまうのはもうDNAレベルの問題なので許して頂きたいのですが、愁生の毎度ボロボロ感が本当にかぶってどうにも痛々しい。本人の精神はそんなに病んでないのがまだ救いですが。夕月ちゃんの過去は二転三転してそりゃ「何を信じればいいんですか…」って言いたくもなります。千は当初の予想を遥かに超えて和みキャラというか緊張ほぐしキャラというか緊張ぶち壊しキャラというか(苦笑)。橘はむしろものすごく裏がありそうで素直に和めないので尚更。
あとがきはまた舞台のお話。第3弾は作者本人の原案監修で漫画には書ききれない話っていや漫画にして下さいよっ。
11巻なのにまだまだ始まってもいない感じがするのは気のせいでしょうか。最終的にどのくらいの規模になるのか知りたいような恐ろしいような。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年10月26日
- 読了日 : 2012年10月26日
- 本棚登録日 : 2012年10月24日
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