O.B.2 (EDGE COMIX)

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レビュー : 83
snow3さん  未設定  読み終わった 

で、1から引き続きの有坂先生。先生の話は年齢とか家族とかの事もあるから一番シリアスで、苦しくて、でもきちんと乗り越えなきゃいけないところで、進まなければ乗り越えなくてもいいのかもしれないけど、やっぱり乗り越えてちゃんと進む所が良い。ああもうみんないい子…!
空原はそういう意味ではその一歩手前の所だから、まだいろいろな選択肢のある立ち位置で、だからこそ悩んだり迷ったりもするし、できるんだと思う。その上で、あんなに皆に「幸せになって欲しい」と切実に願われたハラセンがパートナーという以上に、空乃に本当にしっかりと支えてもらえる関係性を築けている事に、空原の時点ではここまで想像していなかった。空乃は外見的にも一番成長しているし、区切りもついたし、予想以上にしっかりした人になった…というか、もともと芯は強いだろうから、それにしっかり肉がついたというか。
で、佐条草壁に至ってはまたそのもう一歩前なのでそりゃもう相変わらずこれでもかとこっ恥ずかしくなる幸せ感ですが、幸せで何が悪い!まぁこの2人はこれからの方が大変な事もあるだろうけど、もうとにかく二度目の今度は逆プロポーズの笑顔でもうどうでもいいです。幸せでいいじゃないかあっ!かーらーのー最後に制服とか泣くわあああ!!!

しかし本当にコペルニクスの頃はこんなキラキラで温かい物語を作る人だとは思っても見なかった明日美子先生の奥深さに毎度感動しか生まれない。いやコペルニクスの頃から根底に流れる切なさとか苦しさとか小さな幸せとか痛みとか優しさとか理不尽さとか、いろんな欠片は同じなのだけど、表現方法としてここまでどちらも極限に描ききれるっていうのは、大げさでもなく他に手塚治虫先生くらいしか思いつかないです…。

レビュー投稿日
2014年2月24日
読了日
2014年2月22日
本棚登録日
2014年2月22日
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