憂愁のロシア文学傑作集

  • 古典教養文庫 (2013年12月22日発売)
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感想 : 1

 『大審問官』と『桜の園』がつまらなくて死にそうだった。
 誰でも名前は知ってる名作が現代を生きる私にとって得るところがあったり面白かったりするわけではないことがよくわかった。あと本名と似ても似つかない愛称がいきなり出てきてどの固有名詞が同じ人物をさしているのかサッパリわからない。愛称―本名対応表が必要。
 『はつ恋』も『犬を連れた奥さん』も『ムツェンスク郡のマクベス夫人』も『決闘』も,要するに不倫あっての物語だし,出てくる人が悉くクズだし。『ムツェンスク郡のマクベス夫人』はマジ最高にクズだらけ。『決闘』の主人公?のラエーフスキイも,クズマと呼ばれる『このすば』のカズマさんより酷いクズだった。ラノベって物語もけっこう凝ってるし実は素晴らしいのでは?
 『外套』や『スペードの女王』『鼻』なんかは不倫ではないけどホラーで陰鬱な感じ。『イワンの馬鹿』は有名だけど実は初めて読んだ。これは読みやすい物語。個人的には『アッタレーア・プリンケプス』が心に残った。温室の中での植物たちの物語だが,私は植物の声を聞くのが好きなので。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 外国文学
感想投稿日 : 2017年12月30日
読了日 : 2017年12月30日
本棚登録日 : 2017年10月26日

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