夢幻諸島から (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)

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本棚登録 : 306
レビュー : 42
制作 : 古沢嘉通 
snowtopさん 文学・評論   読み終わった 

 夢幻諸島(ドリーム・アーキペラゴ)という空想上の島々の観光ガイドブックの態を模した小説。
 30以上の島が登場するが、観光名所や住民について書かれたまっとうなガイドだけでなく、島によっては単なる裁判記録だったり、一人称の小説だったりと、あえてまとまりがない形にしてある。
 各島のエピソードを読み進めていくうちに、ある共通の登場人物や事件の足跡が思いがけなくたどれるような仕掛けはあるが、突き抜けたSF設定や一貫したテーマがある訳でもなく、ファンタジー系の作家によくある独特の世界観にはいまいち入り込めなかった。

 空想上の島の案内ときいて、ハラルト・シュテンプケ著『鼻行類』や筒井康隆著『ポルノ惑星のサルモネラ人間』のような、奇妙な動物類が登場するのかと期待したが、そこまでの読者サービスも乏しかった。

レビュー投稿日
2014年4月10日
読了日
2014年4月10日
本棚登録日
2014年4月10日
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