原題は Diplomatic Journeysということで、当然ながら邦題よりも原題の方が本書の内容をよく表していると思う。「外交官の使命」について語った本なのかと思っていたが(確かに最終章はそうなのだが)、著者が外交官になったきっかけや、外交官になって以降の様々な思い出深い経験を記した回顧録に近い。著者が外交の仕事とそれに伴う世界各地への旅、そして新たな言語習得をどれだけ愛していたかが伝わってくる。
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- 感想投稿日 : 2021年4月25日
- 読了日 : 2021年4月25日
- 本棚登録日 : 2021年4月18日
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