ミミズクと夜の王 (電撃文庫)

4.07
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本棚登録 : 366
レビュー : 26
著者 :
制作 : 磯野 宏夫 
あんみつさん ファンタジー   読み終わった 

とても美しいお伽噺。

何も持たないミミズクの世界に色がつき、名前がつき、自分で自分を選びとるまで。無駄なところがなく清々しい。
周りのひとたちがみんないい人すぎるけど!
王様はもっと悪いかんじで終わるのかと思ったら、ふつうにいい人だったよ。まあそれでいい話なのだろうなあ。

あとがきで、大人になったら忘れられてしまってもいい、一瞬だけ心を動かすものがあれば、そういうはなしが書きたい、と作者が書いていて、何かとても、色んな気持ちを思い出した。すごく心を揺さぶられるとか、ヒリヒリするとか、そういう感覚。長いこと蓋をしていたんだなあと思った。
子どものころに出会っていたら、人生の1冊になっていたかもしれない。

レビュー投稿日
2019年5月28日
読了日
2019年5月28日
本棚登録日
2019年5月28日
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