ハーフのペギーは、2年間勤めていた広告代理店を退職することを決意。
なんとなく気になった千駄木の駅で降りたペギーは一軒の居酒屋に足を踏み入れる。
それが縁で、その居酒屋「休」で働くことになるが……。
2016年12月1日読了。
読んでいてふと思ったのは、これまで喜多嶋さんが描いてきたヒロイン像はペギーではなく、ペギーの母親の香澄だな、と。
これまでのヒロインたちが親になり、その後が描かれているように感じられて、なんだか不思議な気持ちになりました。
ペギーは今までのヒロインの凜とした部分は受け継ぎつつ、少し女性らしさが増して柔らかくなったというイメージ。
喜多嶋節を残しつつ、新鮮な感じで良かったです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
喜多嶋隆
- 感想投稿日 : 2016年12月2日
- 読了日 : 2016年12月1日
- 本棚登録日 : 2016年11月29日
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