横道世之介 (文春文庫)

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本棚登録 : 4467
レビュー : 577
著者 :
そっぽさん  未設定  読み終わった 

横道世之介という人物を通して、バブル期の大学生たちの青春が描かれている。自分自身彼らと同じ世代であり、40代となった現代の姿と行き来しながら物語が進んで行くので、気がつくとこの時間の流れが切なく感じさせる。

40代って死とか、老いとかリアルに考え始める時期なんだろうな。この小説にも、楽しく馬鹿騒ぎする過去の姿の中にも、死の影がずっと漂っていた。途中で何度か泣きそうになった。

吉田修一の本はなんかキャラクターが生きている感じがして、読んでいるとあたまのなかでそのまま映像化される。この小説も映画化されているので、ぜひ観てみたいです。

いい小説でした。

レビュー投稿日
2018年2月11日
読了日
2018年2月11日
本棚登録日
2018年1月24日
3
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