歴史の日陰物語を集めた短編集。
それぞれの話で、とうとう陽の目をみなかった日陰者を軸に展開していくのだけれど、その話毎に「日陰者」の種類がバラバラで面白かった。悲劇ではあるものの、清水先生の書き方がユーモアに溢れていることもあって涙がちょちょぎれるということはない。ただ、その人物達の情緒が面白い。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2012年4月10日
- 読了日 : 2012年4月10日
- 本棚登録日 : 2012年4月10日
みんなの感想をみる