全部で11人いるオッドマン、つまり人外の異端児。
その中にいる被虐属性の伊丹君の事を好きになった、普通の人間である逆叉セツさん。
伊丹君と恋仲になるべく、何故か10人のオッドマン達と対決をする事に・・・
癖しかないオッドマン達との辛みが面白いのは勿論の事
オッドマン達そのものがみんな強烈な個性を持っていてとっても素敵。
オッドマンの中にはニッケルオデオンに出てきた蒐集家の一つ目の魔女もいるんだけど
幕間にオッドマン達のデフォルメイラストが挿入されていて
その一つ目魔女さんのデフォルメイラストを見た時の衝撃ったらないね。
センスの塊、センスの根源そのものを見た気がする。
多少理解していたつもりではあったけど、道満晴明さんのセンスは計り知れないわ。
オッドマンという要素を省けば、女子たちの友情及び恋物語なんだけど
問題なのは、2巻が発売されるのが最速でも2022年であるということ。
隔月連載でしかも1巻につき25のエピソードが収録されるから物凄く待たされる。
でも東京オリンピックが決定した時も、開催まであと7年か・・・と思っていたのが
あと3年後にまで迫っているから
過ぎてしまえば2022年の訪れも早いかもね。
作者自身が巻末コメントで、単行本はもう一生出ない物かと思っていた。
と言うくらいだから、続刊は気長に待ちましょう。
もし2巻が出なかった場合は、セツと嘲子が尿を縁に百合カップルになりました。
と補完すればいいや。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年10月6日
- 読了日 : 2017年10月6日
- 本棚登録日 : 2017年10月6日
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