スタディ・オブ・コム デ ギャルソン

著者 :
  • リトルモア (2004年6月29日発売)
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スタディ・オブ・コム デ ギャルソン
(和書)2010年09月07日 19:45
2004 リトルモア 南谷 えり子


川久保玲について、倫理と自由を指摘している部分は面白いと思った。

柄谷行人がカントの言葉でよく引用する「他者を手段としてのみならず同時に目的として扱わなければならない。」という部分。「のみならず同時に」ということが重要らしい。それこそ自由の相互性であり倫理なのだろう。そういう意味で川久保玲のデザインまたは株式会社の経営、それら経済、哲学、共同体への姿勢が対抗運動としてXという次元を統整的理念として目的されているように感じました。

そういう形態としてみてみると面白いと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2020年9月26日
読了日 : 2010年9月7日
本棚登録日 : 2020年9月26日

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