贈与論 (ちくま学芸文庫)

  • 筑摩書房 (2009年2月10日発売)
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感想 : 10
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贈与論 (ちくま学芸文庫)
(和書)2012年03月02日 16:49
マルセル モース 筑摩書房 2009年2月


柄谷さんの本で、交換様式A=贈与と返礼を理解するのに必要と思いました。交換様式Dは高度の交換様式Aの回帰とあり、交換様式C=商品交換と貨幣というものが支配的となり、それに対抗する形で交換様式Dが出てくるという。その対抗すると言う意味でナザレのイエスはあるということを読み、そのあたりをもっと良く理解したいと思いました。

なかなか参考になりました。交換様式B=略奪と再分配など様々な交換様式があり、ナザレのイエスがそれらに対抗する軌跡が浮かび上がる様が非常に興味深く面白いです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年9月26日
読了日 : 2012年3月2日
本棚登録日 : 2020年9月26日

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