ねこは青、子ねこは黄緑―共感覚者が自ら語る不思議な世界

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本棚登録 : 129
レビュー : 15
制作 : Patricia Lynne Duffy  石田 理恵 
tamakoさん その他   読み終わった 

共感覚とは、文字に色が見える、音に手ざわりを感じる、痛みから不思議な映像が浮かぶなど、五感のうち二つの感覚が同時に働く、奇妙な知覚様式である。共感覚者である著者が自分の体験や他の共感覚者の知覚を紹介した本。解説は養老孟司。
共感覚で有名なのは音に色が見える色聴だと思うが、この著者は文字や単語に色がついているというタイプ。幼い頃、誰もが文字に色を見ているのではないと知って衝撃を受けたという。このように文字に色がついている共感覚者は他にもいるが、それぞれが違う色であるらしい。
本の構成としてはちょっとわかりづらかったかも。共感覚者としての経験、他の共感覚者やその芸術作品の紹介、脳科学的な解説などもう少し整理されていればと思った。
情報を符号化する方法はその人特有であり、共感覚者は二つの感覚を使って符号化するが、そうでない者も視覚、聴覚、運動感覚などを使って符号化している、というのは興味深い。

レビュー投稿日
2011年7月23日
読了日
2011年7月22日
本棚登録日
2011年7月23日
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