砂楼に登りし者たち (ミステリ・フロンティア)

著者 :
  • 東京創元社 (2005年4月9日発売)
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本棚登録 : 60
感想 : 16
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室町時代末期を舞台に、諸国を放浪する医師が怪事件の謎を解くという短編集。
どれも密室状況の不可能犯罪が絡んでおり、この時代背景ならではの豪快なトリックにぶっ飛んだ。特に「大和幻争伝」はミステリというより忍法帖みたい。
有名な戦国武将たちも登場し、「織田瀆神譜」で説明された本能寺の真相は面白かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ日本
感想投稿日 : 2014年6月7日
読了日 : 2014年6月7日
本棚登録日 : 2014年6月7日

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