時が止まった部屋:遺品整理人がミニチュアで伝える孤独死のはなし

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本棚登録 : 261
レビュー : 38
著者 :
sonica00さん  未設定  読み終わった 

若くして遺品整理に携わるひとりの女性の所感を、孤独死のリアルを伝える自作のミニチュアの写真を紹介しつつ伝えてくれる一冊。
本物だとしたら目を向けるのが辛い状況も、作りものであることでまじまじと眺めたくなる不思議。でも、作りものとは思えないリアルさに、圧倒される。
例えば床に染み込んだ溶けた体液の滲み。ギトギトに放置されたキッチン壁、シンクに溜まったゴミの山。
そこに、一人の人間の生活が、人生があったことを思い出させてくれる。
モノが、ひとを、人生を語る。
どんな風に生き、どんな風に逝くのか。
何を残し、何を遺すのか。
誰もが迎える死を、そして生を、ひととの付き合い方を考えるのに効果的だろう一冊。

レビュー投稿日
2020年8月19日
読了日
2020年8月19日
本棚登録日
2020年8月19日
5
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