The Children Act

著者 :
  • Random House UK Ltd (2015年4月1日発売)
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感想 : 1
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これはまだ翻訳が出ていないのでしょうかね?
なんとなくところどころ理解できていない気がする…(^_^;)<英語で読んだせいで

主人公の女性裁判官は自分自身も夫婦関係崩壊の危機を迎えているが、仕事でも家庭問題関係の裁判を専門にしている。

メインになるのが、白血病で輸血が必要だが信仰上の理由でそれを拒む未成年に対して、その未成年の意思が有効かどうか、医療側はそれを無効として、生命を尊重するために輸血すべきかというケース。

これに関わる話がメインだが、途中までこの主人公の女性裁判官がどうも好きになれず、裁判官になるとこういう性格になっちゃうのか…とまで思っていた。が、最後におこるある事件?に対する反応でやっとこの主人公に共感できた。

マキューアンって、いつも思うけど、人間に対する見方というか扱いが冷酷だよなあ(^_^;)
しかしわたしは好きなんですけどねマキューアン。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2015年6月4日
読了日 : 2015年5月31日
本棚登録日 : 2015年5月3日

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