さすが鷺沢さん、「負」を背負った人たちを描くのがうまいですね。
何というか、行き場を失った若者たちが、それでも生きていかなくてはいけない雰囲気がひしひしと伝わってきました。 :cry:
自分はもう若者と呼べる歳ではなくなりましたが、それでも不器用にでも生きていこうとする若者には共感してしまいます。
「ハングルース」ーー気楽に行こう、ああ今の私にもっとも必要な言葉かも。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
純文学
- 感想投稿日 : 2009年8月21日
- 読了日 : 2009年8月21日
- 本棚登録日 : 2009年8月21日
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