【文庫】 本能寺の変 431年目の真実 (文芸社文庫)

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本棚登録 : 1284
レビュー : 180
著者 :
ちょさん 教養   読み終わった 

 本能寺の変は、現在定説とされてりいる理由ではない、と明智光秀の子孫が言いましたと言う内容。
 ぶっちゃけると忠臣蔵の赤穂浪士の子孫が、先祖の討ち入りしたのは、あんな物語に書かれてる内容じゃねーぞっていうことを、言った本的な。

 本能寺の変は、日本最大のクーデターと呼ばれるだけあり、後世の為政者(秀吉、家康)によって改ざんされているであろうということは予測出来る。
 そして、ドラマティックな物語でもあるから、軍記物になったり、さまざまな物語として描かれている。俗説であるそれらを踏まえ、私は「無理難題を押しつけてくる織田信長に切れた明智光秀が起こした謀反」だと捉えていた。

 が、本書ではそうではないと説明されている。
 生き生きと織田信長や明智光秀が陰謀を張り巡らせ、戦国の世を生き抜いた姿が浮かび上がる。

 最大の問題はココで。
 ぶっちゃけ文章が上手くない。物語として読ませるには固い。
 そして過去の俗説からの反証も、読ませるものにはなってない。もっと図式やフローチャートや表を使って!って叫びたくなる。
 あと、物語によってゆがめられた本能寺の変を、この書き手は(意図的ではないにしろ)物語という形で説明しているととに違和感は無いのだろうか、と少し思った。

 書いてある内容について真贋は分からず。
 興味深く、納得出来るのだが、恐らく事実とは異なるだろう。それは、子孫が書いているからではなくて、事実なんてものは当事者の数だけあるだろうと思うから。観測者(書き手)が見る視点でしか無いと思う。
 面白いけど、読み辛いのであまり人には薦めないかな。

レビュー投稿日
2015年9月11日
読了日
2015年9月11日
本棚登録日
2015年9月11日
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