われ敗れたり―コンピュータ棋戦のすべてを語る

著者 :
  • 中央公論新社 (2012年2月1日発売)
4.04
  • (59)
  • (82)
  • (39)
  • (5)
  • (1)
本棚登録 : 435
感想 : 95

読了。以前から読みたい読みたいと思っていた本だったがそろそろ1年経ちそうだったのでえいやと手を出して読んだ。

ちゃんと自分の弱さと向き合って相手の弱点を研究、実践していい線までいったけども負けてしまった。負けた上で何を書くのか興味があった。
6二玉、負ける原因の手、何を考えていたのか、何を考えたのかわかりやすかった。
6二玉の一つの手でどんな人なのかという手をイメージして表現するのは面白いですね、金至上主義か。コンピューターがイメージしている人間はどんな人間なのかと想像してしまう。思うにコンピューターは人間を感情があり、情を持っている優しい人や段階的に順序を追って成長していくというイメージを持ち、それに対応した戦術を持っているのだが、米長の方法は一言「金だよ」。そんなことが出来るとは思っていなかったし教えられていなかったんだろうな、コンピューターは。
人間の柔軟性や創造性に負けたということだろうか。コンピューターの持つ正確性に負けてしまったのだけれども。

次回の5本勝負は大変楽しみだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年12月15日
読了日 : 2012年12月15日
本棚登録日 : 2012年12月15日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする