片思いの偏愛をこんなにいびつに描ききった描写にあっぱれといいたい。表現は珊瑚礁の星の砂を天にばら撒くように繊細なのに、やっていることは思いっきり身勝手だ。ドロドロになる一歩手前で踏みとどまっているのは、高校生というまだ人間的に完成されていない登場人物達のおかげだろうか。
久しぶりに読んだ官能小説笑にドキドキ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本小説
- 感想投稿日 : 2014年2月28日
- 読了日 : 2014年2月28日
- 本棚登録日 : 2014年2月28日
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