驚異の引き受け氣功

著者 :
  • 木楽舎 (2004年1月8日発売)
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感想 : 2
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人は神性を向上させる(=神や仏のような心根に近づく)ことが存在理由だと学んだし、そう自分でも理解している。だからこの藤谷先生の氣功の眼目である「患者の病を引き受ける」という考え、思想を知った時、「あ、これは本物」と思った。

 僕はレイキのように、自分の体を通して霊界や神界からの治療力を患者さんに流し込んでいる、そして川上側だから癌の邪気は受けないと理解していた。しかし邪気を受ける受けないはともかく僕の心根に患者さんの癌を自分に引き取る、という自己犠牲の発想はなかった、というのが本当のところだ。たぶん僕だけでなく多くのヒーラーは依頼者の苦しみ、悩みを引き受ける形での治療はしていないだろう。

 それはヒーリンググッズに「これはネガティブな波動を受けなくする、バリアーを張るエッセンスです」とか「クリスタルをつけることで身を守ることができる」などといった自分の身を守ること用のものが多くあることからもわかるし、様々なヒーリング関連の書籍を見ても「邪気あるいはネガティブエネルギーをヒーラーが引き取る」といった表現のものはほとんど皆無と言っていいほど見たことがないことからも推測されると思う。

 最近読んでいる『日月神示』の中に「悪を抱いて善と抱き合わせて相殺0にして浄化する」意味のことが書いてあった。いやなこと、避けたいことと思われるものをかえって抱き寄せることでそれがなくなっていくという藤谷先生が言われている宇宙法則は、『日月神示』の説く人々の浄化方法とまったく同じものであった。

 藤谷先生がこれまでなされてきた驚異的な治療成果も素晴らしいしがん患者さんへの大きな福音だと思うけれども、それ以上に「嫌なものを我が物とすることが大事」という思想が人々の霊性面を向上させる点でより重要な意味を持っていると思う。

 そのような考え方、物の見方を教えてくれる点でとても参考になった本。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: スピリチュアル
感想投稿日 : 2007年2月28日
本棚登録日 : 2007年2月28日

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