フィンランドの国民的叙事詩「カレワラ」に着想を得たファンタジーということで、著者は5代目NHKうたのおにいさんということです。物語というより、今自分の周囲に生きづらさを感じている子供達やそれをささえる親達への、「大丈夫だよ」というメッセージではないかと思いました。大人でも子供でも、自分を素直にだせる場所や時間が必要だし、寄り添ってくれる人(決してでしゃばるのではなく)がいるといいんですよね。それにしても「カレワラ」 小学生の頃読んだことがあったような・・・ 忘れてしまったけれど、機会があったらまた手にとってみたいです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2009年9月29日
- 読了日 : 2009年9月27日
- 本棚登録日 : 2009年9月29日
みんなの感想をみる