小暮写眞館 (書き下ろし100冊)

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本棚登録 : 4689
レビュー : 756
著者 :
そよかぜさん 2012年に読んだ本   読み終わった 

久しぶりに読んだ宮部さんの現代物。

私が好きだった頃の現代物に戻ったようで、嬉しくて読み進んでいくと、そこにはやはり何十年かを生きてきた宮部さんがいた。

そして、とっても良かったです!

大人であろうと子供であろうとみんな様々な思いを心に抱いている。
読み進むうちに、そんないろいろな思いにふれ、人の哀しさ、せつなさ、優しさ、温かさなどを感じることになる。

宮部作品にはつらい現実も描かれているのだが、作者が人を信じているということが感じられてそこが大きな魅力なのだ。

それを感じさせてくれるのは主人公の周囲の人々だ。
友人や両親はじめ周りの大人たち以外に、ふとすれ違ったような人達、そんな人物達こそが宮部作品をこんなにも魅力的にしてくれているのだと思う。

最近はあまりに読むのがつらくなる作品もあって、現代物はすぐには手がでなかった。
でも今回はよかった。最後の最後ぐっときた。
読み終わって表紙の写真をみると、またまたじんときた。

出版されて2年近くたってしまったが、春のこの季節に読めてそれも私にはうれしいことだった。

レビュー投稿日
2012年4月25日
読了日
2012年4月25日
本棚登録日
2012年4月25日
2
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